今回はBBの紹介と感想をまとめます。
"BB"のジャンルは「ネットワークロボットウォーズ」となっています。高速ブロードバンドを使って10人対10人の同時対戦が可能です。
公式ホームページから紹介文を一部引用します。
>プレイヤーは二足歩行型汎用兵器「ブラスター」を操って、
>仲間たちととも戦場を駆け巡り、敵ベースのコア破壊をめざす!
YouTubeにプロモーション動画がありました。
「YouTube - SEGABBch さんのチャンネル」
二足歩行型~とありますが、端的に言うとアニメでお馴染みの人型ロボットです。そのブラスターでフィールドを歩き回りマシンガンだったりを射ち合います。
それらロボットがそれぞれ敵と味方の2チームにわかれて争います。
勝利条件は敵チームのコアを壊すことです。コアはそれぞれのチームのベースに一つずつあり、ベースはフィールドの一番奥あるいは一番手前に一つずつあります。手前のベースが味方のものとなり、それぞれが防衛しながら攻め合うこととなります。
これらが概要です。
今回取り上げたいのがコントローラーとその操作性についてです。
コントローラーの形状は下のアドレスを参照してください。
「ボーダーブレイク オフィシャルウェブサイト│ゲーム - 操作方法」
LグリップとRグリップが筐体に備え付けられています。Lグリップでは移動を主に担当し、Rグリップでは攻撃を担当します。
このRグリップがもしかしたらゲームセンターでは初めて採用されたのではないでしょうか。なんと光学式マウスを採用しています。
PCではマウスを動かすとマウスポインタがその通りに動きますが、これをガンの照準及び視界移動に使用しています。敵のプレイヤーにマウスポインタを合わせて左クリックで攻撃します。
もっともPC版のFPSゲームの多くはPCにハイスペックを求めるため日本では一部のユーザーにしか受け入れられていないのが現状です。こういった操作に多くの人は新鮮さを得ることでしょう。少なくとも私はその操作性に心を惹かれました。
日本におけるFPSゲームはやはり家庭用ゲーム機が中心ではないでしょうか。しかし家庭用ゲーム機のコントローラーでFPSゲームをプレイする場合、アナログスティックを操作に採用することが多いです。細かく素早い操作が要求されFPSゲームにはそれが向いているとは思えません。
比べてマウスの操作はどうでしょう。
マウスは自分のサジ加減でポインタの移動速度を調節できます。またコントローラーに比べより直感的に素早くポインタを移動させられますし、細かい作業もまあまあできます。
また面白かったのが料金体系です。
"BB"では"ゲームポイント"(以下"GP")を購入し、プレイ時間経過で"GP"を消費し、"GP"が尽きるまでプレイすることができます。時間にして100円につきおよそ5分間程度です。
およそ対戦ゲームでは負ければゲームオーバーとなり次の人と交換となります。そうなると上手い人ばかりがプレイを続けることとなり、下手な人は負けてお金を寸秒のために使うのを嫌い離れていってしまいます。
この新規客が離れていくことはゲームセンター業界では深刻な問題でもあります。
おそらく業界でのメダルゲームの流行は料金にふさわしいかそれ以上の娯楽時間が提供されることにあったのではないでしょうか。
また"機動戦士ガンダム 戦場の絆"の流行も500円で二度遊べることと、チーム戦によりプレイヤーの蓮度の高低が入り乱れる中でのプレイから、大きな戦力差も開かないことから平均的な大体の娯楽時間の確約が可能となったことが要因ではないでしょうか。
"クラブセガ秋葉原"では料金設定を最大300円と最大500円の二種類の筐体を二つずつ配置していました。300円台ならおよそ15分、500円台ならおよそ25分のプレイ時間が約束されます。負けてもそのままリセットしてプレイできます。
おもしろいことをしますね、セガは。
プレイしての感想は"機動戦士ガンダム 戦場の絆"をより完成に近づけて、既存のFPSゲームのいいところを掠め取ったようでした。ゲーム自体はとてもおもしろいです。
銀です
返信削除自分が良く行くゲーセンにもありましたBB
友人が試しで少々プレイしているのでそこを見学してました。
ゲームの「性各」では、私も今までと一風変わった感じを受けました
ただ、勝敗の決定が敵陣コアの破壊or総ダメのみという点にちょいと不足感が
ただひたすら突貫あるのみという印象を受けてしまいます
戦場の絆であれば、
自機がポイントを取れていなくても戦力ゲージを見て無理をしない
自軍が優勢なので味方を援護しつつ撤退を促す
等の考えが浮かぶのですが・・・
まープレイしてもいない人間がどーこー言うことじゃないですね、ハイ
>銀ねがねさん
返信削除コメントありがとうございます。
確かに突貫が強い印象を私も受けました。
しかし機体自体の防御力が絶妙で、突貫の成功には難しくなっています。
防御が不利なゲームバランスではあるように思えますが、息をつく間もなく攻撃するゲーム性はそれはそれでいいものですよ。
ただし大味になっている感はありました。
継続的にプレイすることが推奨されているようなゲームなので、プレイするときはお覚悟を。