2009年8月26日水曜日

TSUTAYA名作レンタルで「時計じかけのオレンジ」を観よう!

今月一杯までやっているTSUTAYAの「レンタル100選100円」キャンペーンは私も利用させていただきました。
なんということか、私はTSUTAYA会員ではないので帰省したときに兄を通して利用しました。
そのとき借りたのが前々から気になっていた「時計じかけのオレンジ」です。
人を選ぶ作品であると前提があります。
奇抜なファッションと奇抜なインテリアが早速人を寄せ付けません。しかしそれに魅力を感じる人も多いはず。
冒頭から「ミルクバー」という、プラスチックなのか裸婦をかたどったテーブルと什器が配置された破廉恥で倒錯的な部屋から始まります。そこで主人公は怪しげなミルクを持ち、邪悪な笑みを浮かべながら上目使いに前をじっと見ているのです。わけがわからないけど私はそういった飾りにビリビリしました。

ストーリーは主人公の不良が悪さをしてまわっていると、やりすぎて殺人事件を起こす。主人公は刑務所に入れられると、噂で新しい治療法が開発されて、それの被験者になると刑期がチャラになるということだった。主人公はそれに参加し見事に出所するのだが、問題があった…というものです。

悪い奴が罰を受けることは当たり前です。しかしそこに新しい治療法採用による刑期を無くすというような大きな政治が絡んでくるとどうしてこう面白くなるのか。
それに面白い映画の条件の一つにセックスやバイオレンスという反社会的なものが実にユーモラスで悪趣味に描かれています。
主人公が「雨に唄えば」を歌うシーンは悪事を本当に楽しんでいるようで、悪いとは思いつつもニヤリとしてしまいました。こう、自分のダークな部分にガリリと刺激を与えてくれます。
ファッションもいいし、ストーリーも気味悪く楽しいし、キャラクターも感情豊かで、トータルで見てもこれはおすすめです!
是非手にとっていただきたいです。

今回はTSUTAYAでしたが、GEOでやっている100円レンタルが10月まで延期したようなのでそちらもチェックしてみてはどうでしょう。

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